三日月、笑って

婚外恋愛、今、思うこと。

答え合わせはさせてくれない

今までは単発だったメールのやりとり。

いつの間にか日をまたいでも


おはよう、

今日はこんなことしたよ、

風が気持ちいいね、

夕方なのに眠いよ、


って繋がるようになってきた。

定型文も時折現れる位に。



今でもメロンソーダが好きな私。

子どもの頃の気持ちはなかなか変わらない

って送ると


♠️:素直にそのままでいいと思うよ。



なんて返ってくる。


まずい

嵐の予感。



その日私はお友だちと地元の沿線でお出かけ。

それを報告すると


♠️:○○(地元沿線の更に奥)は遠足でk-coさんも一緒に行ったよね?

♦️:一緒に?そうだっけ?覚えてないなー。惜しいことしたな。笑

♠️:惜しいねぇ。k-coはそろそろお家に着いたかな?



待て待て、落ち着け私。

なんでいきなりk-coなんだ?

なんで呼び方変えるの?

打ち間違い、だよね。



♦️:反則ー!!!いきなり呼び方戻すのはズルいです。あ、打ち間違えたかな。

♠️:k-coさんはk-coでしょ。

♦️:そうなんだけど、呼び方が一年前に戻ったからびっくりして。

さん、を入れ忘れたのかな、と。これ以上は勘違いしそうになるので!

♠️:呼び方は前から変わってないと思うけど。k-co、k-coさん、苗字では呼んでないと思うよ。

♦️:k-coって呼ばれると距離が近づいたように感じちゃうもん。

一生懸命蓋しようとしてたのに伝えたくなっちゃうじゃない。

♠️:k-coはk-coのままだよ。

小さいお子さんいるし、ママさん頑張らないとね。もうお家着いたかな。



胸が苦しすぎて涙も出てこない。

前にも経験したことがある。

多分、これ以上のやりとりは不毛だ。

平行線のまま。


その気がないのにk-coなんて呼ばないで。

ひとつ前の記事では

「名前を呼んで」

なんて言っていたけど。

それとこれとでは話が別。



♦️:ただいま。そうだね、母頑張ります!



もう、これでいいでしょ。

溢れそうな思いに無理やり蓋を閉めて押し潰す。



♠️:おかえり、お疲れさま、k-co。



ばか。

ばか。

ばか!

k-co、k-coって連呼しないでよ。


私は絶対に

りゅーさん

なんて呼ばないから。

ずーっっと

寺くん

って呼んでやる!

名前を呼んで。

お茶目な鬼さんからの返事にすっかり気を良くした私。


再開したウォーキングの感想を送る。

いつも私の思いや近況を伝えてばかりで

りゅーさんが今どんなことを思っているのか、なかなか分からない。

敢えて分からないようにしているのかもしれないけれど。


問いかける時もなるべく名前を呼ばないようにしていた。

本当は呼びたいし、呼んでもらいたいのにね。

なので最後はこの一文で締めくくった。


♦️:今度は寺くんの近況も聞かせてね✨


今の私が【りゅーさん】と呼ぶのは少し違う気がして。

久しぶりに寺くんって苗字で呼んだ。


呼べた喜び、苗字の絶大なる安心感。

なんだかそれだけで大仕事をひとつ達成したような、そんな気分。


すると翌朝、


♠️:おはよー、昨日は走れたかな。

無理せず、何曜日に走るとか少しずつ決めて走るといいかもね。

自分は週一回くらいしか、走れてないけどね。お休みはゆっくり過ごせたかな。


♦️:おー!ランニング仲間だー✨走るの気持ちいいよね♪

このお休みは公園三昧で既に日焼けしちゃった💦


♠️:自分も少しだけ焼けたかな、ゆっくりしてたから。k-coさんは日焼けしやすいもんね。健康的な黒い肌もいいと思うよ。







確かに私は日焼けをしやすい。

でも、そんなこと話したかな。

私が話したことすら忘れていたことを覚えていてくれた。


おはよう、

だったのが

おはよー、

になった。



それに、

何度見てもk-coさんって書いてある。


名前、呼んでくれた。



もう、それだけで充分だよ。



【寺くん】

【k-coさん】


大切にしまっておくね。


ありがとう。

大好きなオレンジ

あなたが聞かせてくれる短編映画が大好きです。


いつもいつも、誰にでも優しくてあったかくて寄り添ってくれた。


最後にね、渡したい手紙があったの。

渡せないまま、私の思いも宙ぶらりん。


今も泣いてないかな。

泣き虫なあなたが心配です。


月を見たら、あなたを思い出すよ。

空は繋がっているから。


さようなら、

なんて言わないよ。


でも今は

またね、

も言わないでおくね。


ただ、ただ

幸せを祈っています。