三日月、笑って

婚外恋愛、今、思うこと。

都合のいい夢

♡も、好きも、会いたいもお休み中のメールはとても健康的。笑

日々の出来事、仕事のこと、天気のこと。

期待しなくていい反面、ふとした時に

私、何やってるんだろうなーって泣きたくなる。

自分で望んだことなのにね。


りゅーさんは相変わらず優しい口調で返事をくれる。

♠︰お疲れ様、今から帰るね。インフルエンザ流行ってるからk-coも充分注意してね。さむいよー、凍えそうだよ。まいっちゃうねー。

いつもの私ならハグー!と返すところだけど、何せ今はお休み中。

♥︰そうだね、インフルだったら完全に出勤停止ですな。。でも、いっそのこと風邪でもひいて一週間位ゆっくり休んでしまえばいいと思う悪魔k-coも頭の隅っこの方にいるのよ。笑

♠︰心配してくれてありがとう。明日もがんばるね。いつも、愛情ありがとう❤お休みなさい。


あれ?愛情として捉えられちゃった。

でも、久しぶりにりゅーさんから送られてきた❤を布団の中で見ては、なんとも言えない気持ちが湧き上がる。


その夜、久しぶりにりゅーさんの夢を見た。

りゅーさんは私に会えなくて淋しいって泣いていた。

そしてやっと会えた時、ハグとちゅーした瞬間、体勢崩して二人で転んで泥んこだらけになって大笑いする夢だった。

なんて自分に都合のいい夢。

でも、すごい幸せな夢だったなぁ。


思わずりゅーさんに報告しちゃった。

♠︰すごくいい夢だね。泥まみれはいいのかわからんけど。。


これはりゅーさんからの愛のお返事だと思っていいのかな?


会いたい、はまだお休みしようと思うけど、♡と、好き、は、やっぱり伝えたい。

都合のいい夢見られたらことにちょっと感謝。

意固地はきっと、幸せから遠ざかる。

初心、わするべからず。

前回の記事の続きではありません。

すみません。



ちょっと息切れ中。




元々交じわらない思いを、無理に折り合いをつけようとするから辛くなる。

届かない願いを口に出し続けるより、何もなかったかのように、日常であり続けよう。



ことの始まりは、割とりゅーさんが早めにあがれることの多い曜日に、私が賭けで会いたいと打診したこと。

賭けだからいつものように終わる時間が遅ければ会わない。

だけど、万が一早くあがれたなら会いたいと。

りゅーさんは元々その日は休みで用事があるからごめんね、と何度も謝った。

そこでピーンときた。

きっと、奥様との予定があるのだと。

りゅーさんは結婚して日が浅いですから。

そこでも結構やられたけど、2月中に会える日はないかと食い下がってみる。

だけど、返事はいつもと同じ。

基本、朝から夜までだから、帰りが遅い時間になること。

早上がりや遅出の日があれば、とも思うけどそれもまだ未定だということ。


今までに何度か半休があって、その度に私は期待してきたけれど、その中に「会いたい」の「あ」の字もなかった。

でも、疲れているりゅーさんに少しでもゆっくりして欲しいと思ってたから何も言えなかった。

もう少ししたら落ち着いてゆっくり会える日がくるはず、そう信じてきたけど。



今日の夕方のりゅーさんからのメール。

今日は少し早めに帰るね。ちょっと風邪っぴきでさ。k-coも体調大丈夫かな?


ぁあ、もう嫌だ。

こんなに期待するからいけないんだ。

だったらもう期待せずに過ごそう。

自分から発信するばかりで、断られ続けることにちょっと疲れてしまった。

好き、も、会いたい、も、しばらくお休みしよう。

りゅーさんと何気ない日常だけを共有しよう。


でも、りゅーさんのこと嫌いになった訳じゃないんだよ。



あーあ、女ってやっぱりメンドクセー。笑

違和感

りゅーさんに会えると決まってからの私は、会ったらあれもしたい、これもしたい、とまた脳内妄想が繰り広げられる日々。

どうしてもしたいことはみっつ。



当日、私は役員会の後、役員会メンバーと食事会でした。

りゅーさんがいつも終わる時間は大体24時前後。

その前に駅についていられたらいいかな、と余裕を持っていた私。

しかし、食事会を終えて携帯を見るとまだ23時過ぎなのに

♠︰終わったよー。そちらはどうかな?

ぁあー!!私ってばなんてバカなんだ!!

もっと早く切り上げて向かっていればよかったのに。

時すでに遅し。

自転車を駅までこれでもかというスピードで飛ばす。

私の自宅からりゅーさんの職場がある駅までは自転車で15分程。

飛ばすに飛ばしたので半分の時間で着いた。自転車を少し離れた場所に置く。子ども乗せ自転車のまま、りゅーさんにはなんとなく会いたくなくて。


いた。

信号の向かいにりゅーさんを見つけた。

会いたくてどうしようもなかったりゅーさんが目の前にいる。

りゅーさんが手袋を外して私の手をとってくれる。

♦「遅くなってごめんね、お疲れさまでした」

♠「大丈夫だよ。早かったね」

♦「自転車飛ばしてきたから!」

ちょっとした違和感を覚える。

りゅーさん、こんな顔してたっけ?

体の線も大分細くなったなぁ。

♦「もしかして痩せた?」

♠「うん、5キロ落ちた」

たった1ヶ月の間に5キロも落ちてしまうなんて、一体どれだけ頑張ってきたんだろう。


りゅーさんはいつも私に頑張れと言って欲しいと言う。

私は毎日毎日頑張っているりゅーさんにこれ以上頑張ってとは言いたくないのが本音だけど、りゅーさんがそれを望むから、毎日「頑張ってね」を送り続けた。

でも、こんなにも痩せてしまったりゅーさんを見ると、果たして私が毎日言い続けた「頑張ってね」はりゅーさんを追い詰めてしまっていなかっただろうかと思わずにいられない。

私の立ち位置、私の言動、ふと立ち止まって考えてしまう。

きっとこれが違和感の正体。


あてもなく夜の街を歩く。

信号待ちでキスされそうになるけど、私はよけてしまった。

ここは、私とりゅーさんのほぼ地元の駅。

同級生がいる確率だってゼロではない。

♠「なんで?」

♦「だって人いっぱいいるよ」

♠「そっか」

信号が青になってまた歩き出す二人。

♦「お腹へってない?」

♠「大丈夫、夜ご飯っぽいの食べたから」

探り探りの会話の中、また信号待ち。

また、りゅーさんの顔が近づいてくる。

だめだ、もう抑えられない。

軽くキスをした後に、二人で顔を見合わせて笑う。

♠「イチャイチャできるところに行きたいな」

♦「うん、ゆっくり話したい」


きっと初めから二人は同じことを思っていたのかもしれない。