三日月、笑って

婚外恋愛、今、思うこと。

夜のお散歩②

それからご飯を食べに行くことに。

信号待ちをしていると、りゅーさんが私の髪にキスをする。

私たちの関係は絶対に誰にも知られてはいけないのに、りゅーさん大胆すぎます。

それでも嬉しいと思ってしまう私も相当なものです。


夜ご飯はエスニック料理。

メニューを広げるりゅーさんの手が美しすぎる。

思わずぱちり。

待ち受けにしたい位、最高のアングルで撮れた左手。

いっそのことりゅーさん専属のカメラマンにでもなろうかしら。


平日の21時過ぎなのでお客さんもほとんどいない。

そして始まったのが腕相撲大会。

メールのやりとりの中で私の仕事柄、腕の筋肉があるという話から出てきた腕相撲対決。

ここは大好きなりゅーさんといえども負けず嫌いの私はかなり本気。

手を握ると、あれ?なんとなく勝てそうな気がする。

結果、私が勝ってしまいました。

嬉しいけど、えーと、これは女子としてどうなんだろうか。。

(後から聞くに、もう少しいける気はしたけどね、とりゅーさん。わざと負けてくれたみたい。私の完全敗北ですね。。)


楽しい時間も本当にあっという間。

このまま帰るのは淋しすぎるので、もう一度お散歩をすることにしました。

りゅーさんがお手洗いに行く時に

♠「これで払っておいて」

と自分のお財布を私に渡したのです。

びっくりし過ぎてしばらくフリーズ。。

私のことそんなに信用してくれてるの?

うまく言い表せないけど、あまりに無防備なりゅーさんに、また少し近づけた気がして、感動を飛び越えて何も考えられなかった。


結局、本人がいないところでお財布を開く勇気はなく、前回ご馳走してもらったし、今回は私が支払いたかったのでそうしました。

それでも、りゅーさんのお財布を今私が持っている、この事実だけで幸せ。



そして再び公園散歩。