言葉以上の気持ち
あれから、
りゅーさんに打ちのめされてから、また普通の日々が戻ってきた。
でも、その中でも時々自分の気持ちを織り交ぜて。
♦︰りゅーさんはさ、きっと自分にも他の誰にでも厳しいんだろうね。
でもそれは多分本当の優しさで。
今は私はまだ厳しいなぁって思ってしまうけど、いつか、それが優しさだって分かる日がくればいいなって、
その時に二人で笑っていられたらいいなって思うよ。
♠︰おはよー。今日も暖かいね。いってくるね!いってらっしゃい!
うむ。会話が成立していない。
♦︰なんで送った内容について既読スルーなんだよー!なんだか仙人と修行してる気分だよ。。きーつけていってらっしゃいー!
♠︰しっかり読んでるよ。
うーん。
ちょっと分かってきた気がする。
肯定も否定もしないけれど、受け止めたよってことなのかな。
そこでようやく私も気持ちが落ち着いた。
しっかり読んでくれてるなら、まぁいいか。
それからというもの、私たちのメールに甘い言葉が飛び交うことはなく、
朝のおはよう、や
ジョギングをしているとお好み焼き屋さんのソースの匂いにやられる、とか
UCCのミルクコーヒーを見かけて懐かしくなって飲んだけど、全然コーヒーの味がしない、とか
恋人でも友だちでもないようなことを日々投げかける私。
その中で一つだけどうしても言っておきたいことがあった。
♦︰今はね、また平常心取り戻したけど、次会うまでに絶対に落ちないって言い切ること出来ないんだな。そしたらまた引き上げてね。優しくなくてもいいからさ。
♠︰うん。大丈夫。いつでもね。
【好き】も【会いたい】もない、たった一言の返事だけど、それ以上の気持ちをもらった気がした。
もう無理矢理気持ちを引き出すのはやめにしよう。
きっと、りゅーさんの気持ちはいつもここにある。
今のこの気持ちを積み重ねていけば、二人で笑い合える日もそのうち来る。
だから、好きなだけ、やりたいだけ仕事に専念すればいいよ。
20年待ってたんだもん。
あと数ヶ月延びたところでどうってことないさ。
私の片思い歴、なめんなよ。笑
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。