決別へ。
このところ、本当にお休みなく働いているりゅーさん。
朝の日課のメールはいつもおはようと、いってらっしゃい、いってきまーす♫を送る。
でも、りゅーさんに休んで欲しい、特に前日が疲れていた時は願いも込めていってらっしゃいの一言は書かずにいってきまーす、だけにして。
なのに、私の願いも虚しくお仕事の日々。
りゅーさんは
♠︰願いをこめなくても仕事だよー(笑)
なんて言うのだけど、そろそろ本当に心配。
ある日の朝、
♢︰昨日の寝る前ね、いいこと思いついたよ。次会う時は私の隣でずーっと寝てていいからね💃私はそれを眺めてるー✨
それなら会う必要ないとか言わないでね。
だって会いたいんだもーん。
それとね、いつ会えるか分からないけど、私は未来の話もしたいな。
それだけでもちょっと楽しくなれるから😸
きーつけていってらっしゃい、いってきまーす♫
♠︰おはよー、いってくるね。隣で寝るの?いやー、緊張して、寝れないと思うや。
今日も明日も見えないのに、未来の話はハードル高いなぁ💦
♢︰そっかー、りゅーさんは妄想しない族だもんね。私は妄想族だから、二人で見たいもの、したいこと、食べたいもの、話したいこと、山盛りてんこ盛りあるよ✨
それを思うだけで、日常が少し鮮やかになるんだ。きっと私は能天気なんだなー。
私が話すこと、それを聞くこともりゅーさんがハードル高いと思うならやめる。
思うだけにするね。
♠︰いや、そんな重く受け止めなくても。。
話したいことは話してくれて、かまわないよ。能天気のような、深読みというか。気にしすぎのような気がするなぁ。
私の悪い癖。
今までに何度かりゅーさんに考えすぎ、と言われることがあった。
きっとそれは私の過去に関係している。
中学生の時の私はネガティブと被害妄想の塊だった。
近くで誰かが笑っていると、きっと私のことを笑っているに違いないと思い込んで、自分から距離を置く。
私は当時いじめられていると思っていたけれど、もしかしたらそれも被害妄想、思い込みなのかもしれない。
そういう過去を抱えている私は、いつしか自分の記憶からもその思い出ごと抹消し、中学校時代の記憶はほとんどない。
私にとってその頃とは、りゅーさんへの淡い恋心が詰まっている大切な思い出であると共に、思い出したくもない苦い過去でもある。
その時の名残なのか、今でも周りを異常に気にしすぎてしまって、相手の言葉を深読みし、自分から予防線を張ってしまう。
何か自分の中で引っかかると、最悪の結末を想像して、本当にそうなった時に少しでも自分が受けるダメージが小さくなるように。
私が今まで必要以上に言葉を求めていたのは、そんな過去を持つ自分に何故りゅーさんが好意を持ってくれていたか分からないから。
自分に自信がないから、それを言葉で埋めてもらおうとしていたんだなぁってやっと気付いた。
もしかしたら、過去と向き合うきっかけを、りゅーさんとの再会で与えられたのかもしれない。
きっとこれが最後のチャンスだと。
今まで怖くて聞けなかったことを思い切って聞いてみた。
♢︰私のどこが好き?
♠︰笑顔。今日も元気にスマイルね!
りゅーさんから送られてくるメールに、度々出てくる【笑顔】の意味はそういうことだったんだ。
もう、
迷わないよ。
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