あれからしばらく経った。
数字にするとそうでもないように見えるけど
私からしてみたらもう本当に随分前のことのように思える。
あの、最後のメールから暫くして
別のツールでメッセージを送った。
誰が見てもいいように、簡潔に当たり障りなく。
数日後に既読にはなったけど、返事はなかった。
そういうこと。
この期間に私の生活も劇的に変化した。
来年もまた、さらに変化の予感。
だから、必要以上に考えなくてすんだ。
今の私の日常はここにある。
再会したあの日から2年。
今でも毎日思うよ。
あなたの笑顔も、
仕草も、
私を呼ぶ声も、
ちょっと硬い髪の毛も、
可愛いピンクのTシャツも。
挙げたらキリがないほど。
その全部。
前回のブログで
「ひとり取り残された」
そんな風に書いてしまったけど、
彼の状況を知る術がないからこそ
私はこの日常を送れている。
彼から日常を贈られてしまった。
もし、ひとつだけ願えるとしたら
どうかあなたが幸せでありますように。
ただそれだけ。
あの時、夏の終わりの逢瀬が奇跡だと思っていたけど
今になって更に思う。
最後の最後に訪れた本当の奇跡。
初恋が実ってしまったんだから。
実って
熟して
地面に落ちる。
もし、またその種から芽が出てくることがあったとしたら
違うかたちで私の糧になってくれたらいいな。
私はこの先もこの思いと共に生きていくよ。
今までも、これからも
ありがとう。
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ご無沙汰しております。
気にかけて下さった皆さま、ご心配おかけしました。
この2年。
色んなことを思った期間ではありました。
再会した時から、こうなる可能性がゼロではないということ、
どこかで分かっていたんだと。
それを経て、ようやくここに辿り着きました。
これからもきっと、この思いを抱えて生きていくことになると思います。
それでも再会出来たこと、
置き忘れた思いを拾えたことに、
やっぱり私は感謝しかないのです。
皆さまのブログはこれからも楽しみにしています。
皆さまのこれからに笑顔が溢れますように。
ありがとうございました。
k-co