三日月、笑って

婚外恋愛、今、思うこと。

エンドレス

私ね、思うんだ。


漠然と。

ただ漠然と。






7月に行くはずだった

ひとり、夜散歩。


どうしようもない

誰のせいでもないことで

行けなくなってしまった。



その日は夜出るのが難しい


そう言ったりゅーさんから

夜メールが届いた。


心配してくれる、

あたたかい一言。



普段は私が送らないと返してくれないし

甘い雰囲気を醸し出そうものなら華麗にスルーだし

会う目処も立たない。


それでもね

定型文とも思えるやりとりが続いた時、


♦️:いつもと変わらない返事になんだか安心する。


と送ると


♠️:変わらないというか、いつも心配してくれてありがとう。それだけだよ!


と、返してくれる。



そして

私のことをいつも気遣ってくれる。





あの頃は話したくても話せなかった。

あの時は言葉にするのが怖かった。



一言、二言。

思ったこと、

初めて知ること、

ほんの少しだけど。




りゅーさんに思われてる

そんな大層な自信はないけど、

りゅーさんを思う自信だけはあるんだ。


恋なのか愛なのか情なのか。


それよりも


昔からずっと望んでいた、

私はりゅーさんと話がしたかった。


どんなカタチであれ

つながっていられる。





前にある方が贈ってくれた言葉。

「親友、深友、心友」




それこそが

私にとっては奇跡。

ひとりになりたい

りゅーさんとは相変わらずな日々。


多分、このままずっと続いていくんだろうな。


数日おきにメールして。

他愛もないこと送って。

たまに無性に名前が呼びたくなって。

本当は毎日呼んでほしくて。

時々淋しくなって。

思いが溢れて。

受け止めてもらって。


季節が進むごと位に会えたら。


しばらくはこのペースは変わらない。



ふいに訪れる夜の自由時間に

もしかしたら、って思いを馳せる。


結果は

難しいかも。

だった。


今回はこれでよかったんだ。


だって、

これはきっと逃げだから。

自分の中の不和を

りゅーさんに埋めてもらおうなんて。

私が一番したくないこと。




りゅーさんがお休みの曜日

私はなるべくメールしない。

動向を知ってしまったら

私はきっと無理矢理予定を合わせようとするだろう。

調整することに翻弄されて

歪みが生まれる。



りゅーさんも

そんな私の思いを知ってか知らずか

休みの日にはメールしてこない。

元々メールには重きを置いてないひとだから

実は何も考えてないのかもだけどね。


無意味に不安になることはなくなったけど

ちょっと、んー、結構?

いや、かなり残念だっただけ。


しばらくはりゅーさんの休みと

私の自由時間がかぶることはない。

夏が終わる前に会いたいなぁ。



それでも

やっと訪れた夜を

無駄になんてしたくない。


自分でも気付いてるこの不和を。

壊れてしまう前に。

ひとり、夜のお散歩してこよう。

ラブレターの行方

ちょっと長くなるから、暇な時にでも読んでね。


って前置きして送ったメール。




再会の再会以降、毎日の連絡にさほど重きを置かなくなった私。


自分では何も手離せないくせに

りゅーさんにだけ連絡や言葉を求めるのはズルい。

なんだか自然とそう思えた。


りゅーさんは会った時が全てのひと。

よそ行きのメールはまたいつか自分の首を絞める。


それでも言わないで溜め込むと

それはそれでまた厄介。


そうか、今までの私は極端過ぎるんだ。

全部かゼロか。


なんで今までそんな簡単なことに気付かなかったんだろうな。



♦️:りゅーさんがこの一年、私に一切気持ちを見せずに接してくれていたこと、感謝しかないです。

本当にありがとう。

私、りゅーさんに出逢えたことが人生で最高のプレゼントだと思ってる。

好きになれて、思ってもらえて幸せ。

これからはりゅーさんが思ってくれているように、私も思えたらいいな。

言葉も、約束も、前みたいに欲しがったりしないよ。

でも、時々溢れてしまう思いはどうかそっと受け止めてね。

とびっきりの明るいラブレター、

大好きで大切なりゅーさんが今日も笑顔でいられますように!




りゅーさんからの返信はと言うと。


♠️:長い!笑

ゆっくり、柳のように、緩やかに。

お子さんを大事に、笑顔にしてね!



全くブレませんね。

天晴れです。


でもね、

ゆっくり、柳のように、緩やかに。


焦らずゆっくりのんびりいこうってことなんだと勝手に解釈。


また自然とそういうタイミングはやってくると思うから。

抗わず、今はこの流れに身を任せる時なんだって。


そして私はこう返す。


♦️:はい、母頑張ります!





変なふたり。


でも


心地よいふたり。