三日月、笑って

婚外恋愛、今、思うこと。

突然のキュピーン!

それから半年以上経ったある日、「キュピーン!」とメッセージアプリが鳴りました。

このアプリで連絡取っている人なんてほとんどいないのに誰だろ?

と何気なく見ると、差出人はりゅーさんでした。

それにも驚いたけれど、内容にはもっと驚いた!

何ですって?!地元に戻ってきている?!!

機会があれば会いたいね、ですって?!!?

軽くパニックです💦

今までは偶然も装えないような所にいたから安心していられたのに、

まさかまさか戻ってきているとは。。

でもここは精一杯平静を保ちながら

そうだねーなんて余裕ぶった返信して。

何度かそのアプリでやりとりしたけれど、ついにラインで連絡を取り合うことに。

勘違いするな、これは友だちとして。

このドキドキも懐かしさからくるものなんだから。

誕生日

私の誕生日にりゅーさんが初めてそのSNSでコメントをくれました。

お誕生日おめでとう。風邪ひかないで元気で過ごしてね。

そんな至って普通の内容でした。

そこには私も普通に返信をして、

それとは別に、個人的にメッセージを送りました。

私から友だち申請しておいて音沙汰なくてごめんなさい。

中学校時代からチキンは変わってませんと冗談を交えながら。

するとりゅーさんは

懐かしいね、自分もそうだったと思うよ。

と。

それから何度かメッセージのやりとりをしたけれど、お互い形式ばった挨拶ばかりで話は弾まず、そのうち私もそのSNSに投稿することもめっきり減って、ただ友だちとして繋がっているだけ。

でも、それだけでもなんか嬉しかった。

再会

大人になって、別の人と恋をして、結婚して、子どもにも恵まれて。


その時私は某SNSで日々の出来事を時々更新してました。

中学校時代の同級生を見つけては懐かしさに浸って、その友だちの友だちの。。と繋がっていったら見つけてしまいました、りゅーさんを。


よかった、元気そう。

今は県外にいるんだね。しかも、ばったりも会えないようなそんな距離。

安心したような、少し淋しいような。

近況見てるだけのつもりが、いつの間にか友だち申請してるじゃないか!

私ったらバカバカ!!!

でも、ここで取り消したら変な風に思われるよね。。

中学卒業からもうすぐ20年。

どんと構えていようではないか!

私もりゅーさんも大人なのだから。


その数日後、りゅーさんは私の友だち申請を承認してくれました。


それからは私の近況にイイネ!をくれるようになったりゅーさん。

それだけで私の心はほっこりとするのでした。