私たちのカタチ。
少し前、私の休みにりゅーさんが働く場所へ行く用事があった。
なので、チラッと顔見に行ってもいい?とお伺いをすると、やんわりとお断りされた。
前回のデートから間もなく1ヶ月経つ。
その間の連絡はメールと、本当に時々、5分程度の電話のみ。
私は結構限界に達していたので、今回も食い下がってみる。
けれど結果は同じ。それどころか、
♠︰自分の中では仕事場に来てもらうのは、あんまりな感じなんだ。二人の関係は通常の物ではないからさ。そこだけ、理解してもらえたら、ありがたい。
これでもかという程落とされた。
まだ付き合って間もない頃、次会う時までにどうしても我慢出来なくなったら顔見に行ってもいい?って聞いた時は
♠︰いいよ。待ってる。
って言ったのに。
なんだか無性に腹が立ってきた。
♦︰わかった。見にも行かないよ。安心して。
なんて吐き捨てた。
でも、ムカムカしたのも束の間、次は悲しくなってきて。
昼間の商店街を自転車漕ぎながら涙が止まらなくなった。
あの言葉はその時の流れだったのか、りゅーさんは何を求めているのか、これからどうしていくべきか。
ひとしきり泣いたらスッキリして、たまの一人の休日を謳歌してやる!にシフトチェンジ。
でもその前にりゅーさんにメールしよう。
♦︰前にさ、私がどうしても会いたくなったら行ってもいい?って聞いたら、いいよって言ってくれたよね。私あの言葉がかなり支えになってたんだ。りゅーさんの優しさは時々何倍にもなって突き刺さるよ。でも、もう頭冷やしてきたから大丈夫。朝はひどい言い方してごめんなさい。また一方的に聞いてもらう形になっちゃったね。聞いてくれてありがとう。
本当は直接言いたかったけど、あいにく返しに行くDVDがない。
謝りたいけど、私の気持ちも伝えたい。
これが今の私の精一杯。
仕事を終えたりゅーさんからの返事は
♠︰ひどくないよ、こちらこそごめんね。まだまだ余裕ないね。ほんと、ごめんね。
伝わった、かな。
最近ふと思うことがある。
りゅーさんは元々こういう人なのかもしれない。
甘い囁きは苦手で、毎日朝夕のメールを送ってくれることこそ、彼にとっての愛情表現なのかもしれないと。
私が髪を切ったことを報告すると、
♦︰仕事終わってから美容院行ってきたの✂前回より短めのスッキリさっぱりボーイッシュになりました✨今日は暖かいねー(*´∀`)うそ、首元寒ーい!笑
♠︰髪の毛切ったんだね!似合うと思うな、でも、切りたては寒くて風邪引きやすいから注意ね!
思わずお母さんですか!って突っ込んでしまった。笑
でも、それは彼曰くいつも私を心配しているからだということ。
私が投げるストレートな直球も、可愛げのない変化球も、ぽよーんと跳ね返されて、ほわわーんって吸収されてしまう。
そう思ったら、なんだかとても楽になった。
いつも起伏の激しい私も少し緩やかになった気がして。
このまま穏やかに育んでいくのもいいかもしれない。
あと半月したらまた爆発するかもしれないけどね。笑
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